「転職したい…」
そう思った時にすぐ動けるよう日頃から【貯金】をしておきましょう!!
職務経歴書や履歴書を作ったり、各種転職サイトで情報収集しておくことは転職活動の本業としてとても大事なのですが、
(今住んでいる場所から動く予定の場合は)なにせお金がないと動きたくても動けません!
「お金が貯まるまで転職を待たなきゃ…」
と、転職したい気持ちは一杯なのにお金が理由で毎日辛い職務・職場に耐えるなんて嫌ですよね。
貯金が十分にあれば強気で動けます。
今は転職を考えていない人も、明日職場で何があるか分かりません。
突然、「あ、これ違うわ。転職しよう」
こうなった時にすぐ転職できるよう準備しておくことが精神的な余裕をもたらし、
自己分析や企業調べ、書類作成、面接対策に集中できます。
転職にかかる諸々の費用・目安 (結論:40万円以上あれば安心!)
転職で住む場所を変える場合、交通費+33万前後 かかります。
(これは交通費や家賃の大小で人により変わりますが、40万円以上あれば余裕を持てます。)
内訳は大体こんな感じ↓
住まいの初期費用(これは家賃の5か月分とよく言われます。もし家賃5万の場合×5か月分)25万前後
引っ越し費用 3万前後
家電製品 5万前後
合計:交通費+33万円前後
40~50万あれば安心!
以下、詳しくご説明します。
交通費
カジュアル面談、1次面接、2次面接くらいまではオンラインが主流になってきました。しかし、最終面接はリアルで行う場合があります。「来てください」だったり、「選択可」であったりしますが、実際オフィスに行った方が本気度を示せますし、そこで働く人達の雰囲気が分かって自分のためにもなると思うんですよね。
行かなきゃ分からないこと、実際に自分の目で見て感じるからこそ分かることって沢山あります。オンラインとリアルじゃ、やっぱり人の印象って少なからず違いますし、会社の雰囲気を感じ取れます。果たして、自分はこれから入ろうとしている会社に馴染めるのか、入って大丈夫なのか…自分の責任で判断しましょう。
だから、リモート主流の転職活動であっても(徒歩・自転車・自動車圏内の職場でない限り)多少は交通費がかかってきます。特に地方から都市部の会社を受ける場合は新幹線代やバス代・電車代がかかり、それなりの出費になります。
住まいの初期費用
地方にせよ都市部にせよ、家の確保には時間もお金もかかります。それもかなりまとまった金額をポンと出せるくらい準備しておく必要があります。例えば、家賃5万円の賃貸に住むとしたら、その5倍の25万円を一括で払えるくらいの余裕が必要です。なぜそんなに高いのか? それは賃貸契約をするに当たり、敷金・礼金・前払い家賃・仲介手数料・保証会社手数料・鍵交換代・クリーニング費用などなどひっくるめると大体家賃の5倍になってくるのです。もちろん、敷金・礼金0円だったり、鍵交換を自分で行ったり、クリーニングは不要にしたり、はたまた家賃や仲介手数料の交渉をしたりして節約はできますが、実際問題、不動産屋の人やオーナーさん・管理会社さんにお世話になる手前、ぐいぐい交渉できるわけでもありません。
ですので、家賃の5倍を目安に準備しておきましょう。
引っ越し費用
荷物が少ない方なら、単身パックを利用すれば数万円で収まりますね。某大手引っ越し業者の単身パックなら3万円前後です。とは言え万単位であり決して安い金額ではないですし、段ボール購入費もかかるので、引っ越し費用についても忘れずしっかりと準備しておく必要があります。
家電製品など
もし、家電製品を買う場合はこれまたお金がかかります。新生活応援セット(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどのセット)なるものを購入するとしても5~7万前後かかります。これに関しては人によって結構節約できそうですね。例えば、中古品を買うとか、知り合いに譲ってもらうとか。
それにしても、転職なおかつ新しい場所に移動するとなったら【交通費+住まい・引っ越し・家電】とかなり費用がかかってきます。いざ転職するとなった時、これら費用を冷や汗かかずに出せるだけの十分な貯金があなたを助けてくれます。これぞ貯金の醍醐味。
どうやって貯金するか。【習慣】の問題
先取り貯金一択!! 余ったら貯金しよう、は絶対ない! ゼッタイ余らない!笑
確実に貯金をする方法は、
「お金が新たに入ったら、使う前に一部を貯金専用口座に移しておく」
です!
それも、絶対に普段使わない口座、貯金専用の口座に入れましょう。ここに貯めて置いたお金が後々の転職時やはたまた急に必要になった時などに自分を救ってくれます。だから、貯金は大事なのです。(話はちょっと逸れますが、貯金と投資の両輪で回していくことが大切です。)
貯金は精神安定剤・今からコツコツ貯金して準備
転職時期をいつにするか、現在の余裕資金はいくらか、によって変わってはきますが、
月に1~3万円でも【いざという時の転職・住まい・引っ越し費用】として
こつこつ貯金していけばキチンと貯まっていきます。
自己分析・企業調べ・書類作成・面接対策…と転職活動の本業は水面下で進めつつ、
お金の面も気にしておく必要があります。というか、こうした本格的な転職活動に入る段階である程度の資金を持っておく必要があります。お金のことを気にして転職を渋ったり転職活動に集中できないなんて嫌ですよね。ですので、将来のための転職安心費用として、今から月に5,000円でも1万円でもコツコツ貯金してしっかり準備しておくことが大切です。
まとめ
転職して新しい場所に住むとなるとかなりのお金がかかります。「転職したいけどお金が出せないから動きたくても動けない」そんな状態を回避するために、普段からコツコツと【転職貯金】をして準備しておきましょう!
資金に余裕があれば転職活動そのものに集中できますし、何より強い心持ちでいられます。毎月、新しいお金が入ってくる時に、使い始める前に5千円でも1万円でも3万円でも、自分で決めた金額を貯金専用口座へ移しましょう!
「転職したい…」そう思った時に貯金を始めるのでは遅いです。お金が十分にあれば精神的な余裕を持って転職活動に取り組めるのでいざという時のために(この記事を読んでくれたあなたこそ!)今から少しずつ準備しておけば将来の自分を助けてくれますよ。