いつでも転職できるように今から【職務経歴書】を書いておけ!

「将来転職するだろうな」と少しでも思っている方にオススメしたいのは、日頃から職務経歴書を作成・編集しておくことです。なぜなら、いざ転職活動を本格化させた時にこれまでの仕事上の成果が文章としてまとまっていると、とても楽ですし時間の短縮になります。その分、企業探し・調べや自己理解に時間を使えます。「職務経歴書」は、過去の事実を入力するだけの部分が多い「履歴書」と異なり、自力で文章を考える必要があります。これまでどの部署でどんな目標数字があって、どうやってそれらを達成してきたのか、自分の強みは何で応募先でどう活かせるのか、などは書き上げるのにそれなりの時間と労力を要します。それも、限られた文字数・スペース内に簡潔に、そして分かりやすくまとめる必要があるのです。他にもやることが沢山あるのに、書類作成にばかり時間を取られるのは嫌ですよね。ですので、普段から記録がてら週末や月末にPCやスマホに実績をメモしておくと転職活動をスタートする時にとても楽です。

職務経歴書とは? どんな構成になっているのか

職務経歴書は大体以下のような構成になっています。

職務概要

これまで行ってきた職務について簡潔に文章化します。業界や業務に詳しくない人、初めて読む人でも分かるように書くことがポイントです。

職務経歴

所属企業の概要データ(事業内容・売上高・従業員数など)、【主な業務】、【実績】を時系列で記します。企業データは調べればすぐに入力できるので、今すぐこのタイミングにでも入れてしまいましょう。(今すぐやるのが大事!!)

活かせる経験、知識、スキル

持っている資格や身に付けたスキルなどを分かりやすい言葉で書きます。志望している業界・業務に関連する資格・スキルだと企業や応募職種との親和性が高いと見なされ、採用担当者の目に留まりやすいです。

自己PR

応募先企業で自分の良さやスキルが活かせることをアピールします。企業が求める人物像とフィットしていると好感度が上がりますが、無理に相手に合わせる必要はないです。能力面・カルチャー面、入社してからギャップがあると自分が辛くなります。普段職場で発揮できている自分の長所を書いていきましょう。最もアピールしたい3つを抽出してまとめると分かりやすいですよ。

【実績・成果】を書く上で押さえておくべきポイント

年齢が上がれば上がるほど見られてくる【実績】。

第二新卒などまだ社会人経歴が浅い場合はポテンシャルを見てもらえる余地があり、実績はそれほど重視されませんが、20代後半以降になると「あなたは何ができますか」「何をしてきましたか」「どんな成果をあげてきたのですか」と仕事の実績・経験・スキルでジャッジされます。

だからといって、実績を盛り過ぎてはいけません。なぜなら、「この人はこれだけの成果を出せる人なんだな。ぜひウチに来て欲しい!」と内定をもらったとして、いざ仕事を始めたらアウトプットが微妙だった…なんてなったら自分にとっても会社にとっても残念です。せっかく転職で入社するならしっかり期待に答えるのは当然として、期待以上の結果を出していきたいですよね。謙遜はせず、自信を持ってアピールできる成果を数字で表しながら、虚偽なく素直に分かりやすく伝えましょう。その職務内容・実績が企業が求めるものであればマッチ度は高くなり、内定に近づけます。

まとめ

いざ転職しようとして職務経歴書を書き始め、「何書いていいか分からないよ!」と手が止まってしまうのを避けるためにも、日頃から職務内容や実績を確認・記録・文章化しておくと後々スムーズに転職活動を始められます。

これを読んだ後、箇条書きでもいいので書けるところまで職務経歴書を作成してみましょう。何度も修正をかけながら最終的に企業に提出できるレベルにまでクオリティーを上げていけばいいので、まずは書き始めましょう。少しでも記入してみれば、次に自分がすべきことや将来のために今作っておくべき業務上の成果が分かってきます。納得できる転職をするためには日々の仕事を蔑ろにせず、数値化して示せる実績を作っておくことが大事ですね。(そう、【納得できる転職】は、日頃の準備が鍵なのです。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA